女性の8割が「コロナを機会に差別や偏見なくして」 一方で感染者への中傷も…
新型コロナウイルスの流行で、物事を深く考えるようになった人も多い。差別や偏見が、なくなってほしいと思う人も。
差別や偏見はよくないこととは誰もがわかっているはずなのに、まったくなくなる気配がない。新型コロナウイルスを機会に、少しは改善してほしいものである。
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■「差別や偏見がなくなって」8割も
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女2,168名を対象に、「新型コロナウイルスについて」の調査を実施した。
「新型コロナウイルス感染症をきっかけに世界から差別や偏見がなくなってほしい」と答えた人は、全体で78.4%だった。
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■非常時こそ助け合い
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
新型コロナウイルスの流行は、多くの人にさまざまなことを考えるきっかけを与えたようだ。
「新型コロナウイルスは病気だけでなく、多くのことを考えさせられるきっかけになった。たくさんの人が、広い視野を持つきっかけになればいいと思う」(30代・女性)
非常時こそ、助け合う気持ちが重要である。
「新型コロナの流行で世の中に閉塞感が漂っているからこそ、お互いを思いやる気持ちが重要になる。差別や偏見などで、いがみ合っている場合ではない」(40代・女性)