洋服の青山、保冷剤マスクのひんやり感が最強 灼熱の大地・熊谷でも優勝できる
「夏マスク界最強」と名高い冷却効果を誇る、「洋服の青山」の逸品。暑さに定評のある埼玉県・熊谷市で着用すると…。
「コロンブスの卵」という言葉もあるように、世の中には往々にして、「シンプルすぎて逆に閃かなかった最適解」が存在するのは、歴史が物語る事実。いかにして「顔周りを涼しくするか」という夏用マスクの根底にある課題を、保冷剤の同梱というシンプル極まりない形で克服したのが「洋服の青山」の誇る「抗ウイルス加工マスク・冷涼タイプ」である。
今回はそんな青山のマスクを、日本一暑い街である埼玉県・熊谷市で着用した際の使用感について紹介していきたい。
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■まずはスペックを確認
こちらの商品は、セットでついてくる保冷剤を内側のポケットに入れて着用するタイプのマスク。白、ネイビー、グレー、ライトグレー色を展開しており、カラーバリエーションが豊富なのも魅力だ。
しかし何と言ってもその最大の特徴は、他の夏用マスクとは比較にならないひんやり感。大多数の夏マスクが素材の冷感で勝負している中、「氷そのもの」とも言える保冷剤を使用しているため、同商品の冷たさは断トツである。
大きなカブトムシを捕まえた少年が、友達のカブトムシと戦わせてみたいと感じるような純粋な気持ちで、記者は同商品が日本一の暑さに耐えられるか検証すべく、灼熱の地・熊谷へと向かった。
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■最強の夏用マスクVS日本一暑い街
過去にもドンキがプッシュするマスクや、アディダスのフェイスカバーの実用レビューを熊谷にて行なってきた記者が断言するが、同市の暑さを完全に押さえ込むことができたのは、青山のマスクが初である。首から下は当然熱気に覆われているのだが、顔周りの涼しさとのギャップを楽しむ余裕まで生まれたほどだ。
しかし、青山のマスクには致命的な弱点が存在する。マスクに収納できるほど小さな保冷剤を使用しているため、冷凍庫で凍らせる時間はそう長くかからないのだが、それ故に持続時間は心許ない。
「洋服の青山」を展開する「青山商事」広報に聞いたところ、同商品の冷却効果が維持できるのは「30分が目安」とのこと。また「外で作業をしたり、炎天下の元で使用するのは不向き」と念を押されてしまった。