『鬼滅の刃』影響で全国の子供たちに変化 意外なスポーツにブームの兆しか
劇場版アニメが公開され、今まさに勢いに乗っている『鬼滅の刃」の影響で、あるスポーツを始めた子供たちが多いという。
劇場版アニメの公開が決定打となり、完全に「社会現象」として定着した『鬼滅の刃』の人気ぶりが止まらない。幅広い年代から支持を集める鬼滅だが、同作に影響を受けた子供たちの中には、これまで馴染みのなかったスポーツを始めるケースもあるという。
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■始まりは憧れの気持ち
その競技とは、剣道。大正時代の日本を舞台とした鬼滅では、主人公・竈門炭治郎の所属する「鬼殺隊」の面々と「鬼」と呼ばれる異形の存在が戦いを繰り広げていく。
鬼殺隊隊士たちが使用する武器は「日輪刀」と呼ばれる刀で、形状は日本刀に酷似している。その影響を受けてか、ツイッター上には「うちの子供、鬼滅の影響で剣道に興味を示しています」「大人の自分でも剣道始めたくなったし、子供たちの気持ちはよく分かるわ」といった微笑ましい声が多数上がっている。
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■男の子は「刀」が大好き
そもそも子供たちは、漫画やアニメからの影響を強く受けやすい。そこに「刀」という要素が加われば、全国の少年たちの血が騒ぐというものだろう。
小学校〜中学校時代に『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』や『るろうに剣心』の影響を受け、級友たちと傘を使ったアバンストラッシュや牙突の練習に精を出した経験のある読者も多いのではないだろうか。記者も現在は体が鈍ってしまったが、ガチれば恐らく二重の極みくらいならまだ繰り出せるはずだ。
とはいえ鬼滅は決して、「剣道漫画」というわけではない。同作による影響で剣道人口に変動が起きつつあるのか、業界関係者に話を聞いてみた。