SNS映え抜群の「青い富士山カレーパン」が最高金賞受賞 開発秘話をメーカーに直撃
担当者が会社に直談判してまで完成させた「青い富士山カレーパン」。その熱い想いとは…
2019年の発売以来、多くのメディアやSNSで話題となっている「青い富士山カレーパン」。この度「カレーパングランプリ」に初エントリし、東日本焼きカレーパン部門で、最高金賞に輝く快挙を成し遂げた。しらべぇ取材班は、開発秘話をメーカーに直撃した。
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■グランプリに当たる最高金賞受賞
「いま一番おいしいカレーパンはどれだ?」を合言葉にした、日本カレーパン協会主催のカレーパンの日本一決定戦「カレーパングランプリ2020」。247種類207店舗が予選にエントリーし、84種類65店舗が本戦に勝ち進んだ。
そんな激戦の中「青い富士山カレーパン」は東日本焼きカレーパン部門において、グランプリに当たる最高金賞を初挑戦で初受賞した。
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■何十回という試作を重ね完成
「青い富士山カレーパン」は、小学生などが色鉛筆で描く「青い富士山と白い雪」をイメージしている。また、中身のカレーがココナッツ風味のため、その味にあわせ山頂の雪をココナッツフレークで再現した。
企画の段階では多くのパン店に試作を依頼したが、断念する店が多かったという。
そんな中で、社会福祉法人くにみ会「ゆあーずあんどゆうず」のパン製造技能士が全面協力し、何十回という試作を重ねた。当初は、カレーが飛び出したり、パンが破裂したりと苦労が耐えなかったため、完成までに約1年を要した。