『箱根駅伝』駒澤大学が歴史的大逆転で総合優勝 レースに感動の声相次ぐ
コロナ禍の箱根駅伝は、駒澤大学が逆転で総合優勝。
3日に行われた『第97回東京箱根間往復大学駅伝』で、駒澤大学が終盤の大逆転で13年ぶり7度目の総合優勝を果たした。
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■創価大学がトップを守り10区へ
2日の往路は創価大学が初優勝。3日の復路でも順調にリードを広げ、6区から9区までトップで襷を繋ぐ。
往路3位の駒澤大学は6区で2位に浮上するも、1位の創価大学の姿を視界に捉えることができず、10区へ。鶴見中継所通過時点での両校の差は3分19秒で、創価大学の優勝はほぼ確実と思われた。
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■残り2キロで駒澤大学が逆転
ところが創価大学のアンカー・小野寺勇樹選手が10区の中盤でかなり苦しそうな顔になり、失速。一方駒澤大学の石川拓慎選手はハイペースで首位の背中を追う。
御成門付近で姿を捉えると、そのままジリジリと差を詰め、20.9キロ地点で抜き去る。小野寺選手に追いかける力は残っておらず、大きく離されてしまう。優勝を確信した石川選手は大きくガッツポーズしゴールテープを切り、13年ぶり7回目の総合優勝。創価大学は2位となった。