人気弁当店の店主が緊急事態宣言に物申す 24時間営業を続ける想いを直撃
緊急事態宣言が出れば経営が立ち行かなくなると多くの飲食店経営者。納得いかないその想いとは…
政府は新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言を7日に決定するのを前に、最終調整を進めている。そんな中、営業時間短縮を求められそうな飲食店関係者に戸惑いが広がっている。
■コロナ渦でも前年を上回る売り上げ
東京・亀戸にある大人気弁当店「キッチンDIVE」は、名物1キロ弁当や3キロオードブルなど次々に話題となる商品を世に送りだしている。不定期で開催されるSNSイベントや細やかなツイッター戦略も大好評で、コロナ渦でありながら売上が前年を上回る好調ぶりだ。
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■緊急事態宣言が出ても24時間営業
緊急事態宣言が出されて、仮に弁当店が営業時間短縮の対象になったとしても、店主の伊藤氏は24時間営業を続ける予定だ。
緊急事態宣言でもし弁当屋も夜8時閉店の要請があったとしても月150万円の補助金いらないので24時間営業をする予定です
当店は弁当屋なので基本的に飛沫感染もしませんし3密にもなりません
深夜にはタクシー運転手さんや配送業者さんも御来店いただけています
誰かに必要とされるなら営業したいです pic.twitter.com/L1YjzynYlq— キッチンDIVE 24時間営業中 (@divemamuru) January 5, 2021
「うちの店は新型コロナウイルス対策を十分に行っている。また店内をYoutubeで24時間生配信しているため、お客さんも密にならない時間帯に訪れることが可能」と話す。
国の方針については、「新型コロナ対策を万全にしている店に対しても、一律に営業時間短縮を求めることはおかしいと思う」と語る。