首都圏鉄道が実施予定の終電繰り上げ 是非を聞くと世代で意識差も
緊急事態宣言の影響で実施される終電繰り上げ。その是非を聞くと…
13日、首都圏の鉄道各社が20日から当面の間最終電車の時刻繰り上げを発表した。
これはコロナ感染拡大による緊急急事態宣言の発令や、国土交通省や都道府県知事からの前倒し要請を考慮した措置で、継続については宣言の解除時期など、状況を考慮して決められる。
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■終電繰り上げをどう思う?
夜の街に勤務する人などから、「その分勤務時間が減る」と不満も聞こえてくるJRや私鉄の終電繰り上げについて、世間はどう考えているのか。しらべぇ編集部は昨年12月中旬に全国の10~60代男女3,140名を対象に調査を実施。
結果、「賛成」と答えた人は52.4%。僅差だが、終電繰り上げに賛同する人が上回る結果となった。
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■年代で意識に差
年代別に見ると傾向が出た。
男女ともに若い世代の拒否反応が強く、10代は男性は37.9%、女性45.2%。また、20代も男性42.2%、女性41.8%となっている。
女性は10~40代が否定派が半数を超える結果に。そして男女ともに60代は6割以上が繰り上げに賛同する。