張本勲氏、巨人・桑田真澄コーチの理論に怒り 「科学的なら東大生が全部上手くなる」
一軍投手コーチ補佐に就任した桑田真澄コーチに、張本氏がメス
17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が読売ジャイアンツの一軍投手チーフコーチ補佐に就任した桑田真澄氏の練習理論をバッサリと斬った。
■桑田氏が動画で練習理論を語る
番組では桑田氏が、古巣巨人の一軍投手チーフコーチ補佐に就任したニュースを紹介。
14日に新人合同自主トレを視察すると、動画で「たくさん投げて走る時代ではないので。わからなかったことがスポーツ医科学の発展で解明されてきてますのでね、それを活用しながら、上手くなってほしい。早く上手くなって、野球を楽しんで、そして一軍でも活躍してもらいたいなと思います」と新人選手にエールを送った。
関連記事:張本勲氏、自身関与の世界記録に「参ったか」 東映時代の豪快話に驚く声も
■張本氏がダメ出し
この様子を見た張本氏は、「やっぱり若い人はどんどん出てくれなきゃ」と、就任に好意的な考えを示す。続けて「指導者というのはね、見てくれとか要領の良い人じゃないんだよ。内容なんですよね。指導によってその選手の人生が変わるんだから、心して教えてもらいたい」コメント。
司会の関口宏が「原監督のこの選択は正しかった?」と質問すると、「まあ結果によるでしょう。ただ気に入らないのはね、『たくさん走って、たくさん投げる時代ではない』? 何を言っとるか。そんなこと言っちゃダメだよ、練習は徹底的にさせきゃダメだよ」と桑田コーチにダメ出し。
関口が「科学的にやりたいって言ってますよ」と話すと、「ハッハハ。まあそれは結果を見ましょうよ。科学的にやるなら東大生が全部上手くなるわ」と斬った。