焼そばの意外なところに隠れた縦読みが話題 話題になった感想を開発担当者に直撃
普段はスルーされていた「縦読み」に込められた想いとは。味は評判通りだった…
日本即席食品工業協会によると、2019年度に国内で生産されたインスタントラーメンの量は57億1,628万食で、一人あたりの年間消費量は45.4食となっている。そんな中、ほどんどの人がスルーしていたカップ麺の「ある仕掛け」がSNS上で大きくバズッた。
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■おなかが満たされる充実感
2019年3月に発売された「スーパーカップMAX大盛り 太麺濃い旨スパーシー焼きそば」。開発担当者は「厚みのある太麺にどっぷり濃厚なソースと、100種類のおいしい素材が入ったMAXふりかけが絡む焼きそばだからこそ、次に向かう活力とおなかの充実感を得られる」と胸をはる。
2020年3月にはリニューアルし、より濃厚なソースの味わいを感じられるように麺のソース練り込み量と液体ソースを増量。
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■ただ書いても面白くない
カップ麺の中に入れる「100種類のおいしい素材入りMAXふりかけ」を開発するときに、「せっかく100種類もあるのだから、裏面に全部書いてみよう」という話が持ち上がったという。
その際に「ただ書いても面白くない」という意見があがり、縦読みメッセージのアイデアを浮かんだ。発売当初のふりかけの裏面を縦読みすると、「エースコックマックスキアイハイッテマス」となる。
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■労力を費やした自信作
新商品開発にかなりの時間と労力を費やした自信作だったため、「エースコックがMAXに頑張って作り上げた商品です」という熱い想いを縦読みに込めたという。
リニューアル時には、「エースコックマックスキアイハイッテマス」にバージョンアップした。