ビートたけし、「1回防護服着て病院に行け」と内閣に激怒 賛同広がる
医療従事者の現状を見たビートたけしが、内閣に怒り
31日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが菅義偉内閣に厳しい注文をつけた。
■おおたわ氏が看護学生の声を紹介
番組ではコロナ禍での看護師不足から、厚生労働省が任意で看護系の大学に対し、看護師の免許を持つ大学院生や教員を医療現場に派遣するよう要望しているニュースについて議論する。
スタジオに出演した医師のおおたわ史絵氏は、コロナ重点病院に内定が決まった看護学生が「正直行きたくはないけど、私たちはそういう仕事だから仕方がないと思うと話している」と紹介。
さらに「もう1年間ぐらいは田舎に帰ることができないかもしれないけども、赤紙が来たような気分だけれども私たちはそうするしかないと思うって、お返事を見たとき、やっぱり涙がでますよね」と話し、「差別偏見意識がある限りは彼女たちは報われない」と訴えた。
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■たけし「内閣全員が病院に行け」
この話にたけしは「パフォーマンスでもいいから、菅さんでもなんでもいいから、内閣全員が防護服着て、1回(病院に)行ってい来いよってのがあんだよ」と憤りを見せる。
東国原英夫はたけしの苦言に「1回行かれたんですよ。そのときには総理大臣が視察って特例ですからね、ビシっとしてますから。通常の医療のじゃないんで。全然視察にならない」と独自の見解。
それを聞いたたけしは「逼迫したとか恐怖とか色々あるじゃん。それを体感してほしいよね」と訴えた。