『自炊警察』と聞いて何を想像する? ネットでは大喜利状態に
今度は『自炊警察』がトレンド入り。コロナ禍の「◯◯警察」に辟易したユーザーたちによる、ユーモラスな大喜利が話題に
緊急事態宣言の発出に伴う、飲食店の時短営業の影響で、仕事終わりに夕食の確保に苦労する「夕食難民」が続出している。
そうした中で、「自炊警察」という言葉がインターネット上に浮上。メディアによる過度な煽りや、懲りない手料理絶対主義者たちに呆れ返るユーザーが相次いでいる。
■情報番組などが「自炊警察」と報道
12日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、夕食難民にイチャモンを付ける人々を「自炊警察」と称して報道。
実際に、子供と外食をしていたところ、見ず知らずの男性から「母親だったら料理ぐらいつくってやれよ」と怒鳴られた…という、被害女性の声も取り上げられた。
この特集がインターネット上で多くの反響を呼び、番組放送後には「自炊警察」がトレンド入り。その後も波紋を広げている。
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■「ドラマみたい」大喜利状態に
その後ツイッター上では「自炊警察」というキーワードが独り歩き状態となり、12日午前にはトレンド上位に。コロナ禍で問題となった「◯◯警察」には多くのユーザーが辟易しており、「新しいドラマタイトルみたい」との声が。
その後、ドラマ『自炊警察』について「派出所の宿直室で夜な夜な夜食をつくる巡査のドラマを想像」「張り込みの最中に冷蔵庫のモヤシの存在思い出して渋い表情になってるのを後輩から『先輩かっこいい』って見られてるやつ」「毎週いろんな地方の駐在所に派遣されてそこの名産品で自炊料理を作ったり事件を解決したりする人情モノ」といったユーモラスな投稿が相次ぎ、大喜利状態に。
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■「自炊が絶対」ということはない
しかしその一方で、「自炊・手料理絶対主義」な人々へ、インターネット上では「仕事終わって遅い時間に帰宅したら作りたくもないよ。1人暮らしなら、割引の弁当のほうが安く済むときもある」「色々事情がある」といった意見も。
また、「自炊警察ってメディアがつけた言葉かな? これ見て世の中自炊しなきゃって風潮になったらどうするのかな? 飲食店それこそ終わるよね」と、飲食店への影響を危惧する声もつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)