橋本五輪相、森氏の後任最有力もネットからは猛烈な批判 「シャレにならん」
東京オリンピックまで間も無く半年を切る。まずは組織委員会長の人事が急務だ。
「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」という女性蔑視発言の責任を取り、東京五輪・パラリンピック組織委員会長の座を辞任した森喜朗氏。
辞任発表から5日、後任として橋本聖子オリンピック・パラリンピック大臣が就任する可能性がかなり高まっている。
■候補者検討委員会
17日午前、同組織委員会が森氏の後任を選ぶため設置した「候補者検討委員会」2回目の会議が都内ホテルで行われ、後任候補は橋本五輪相1人に絞って調整を進めていると大手メディア各社が報じた。
早ければ週内にも理事会が開催され、後任が正式に選出される運びだが、スムーズに事が運ぶかはまだ不明瞭だ。
関連記事:小池都知事、森会長に代わる「ふさわしい人物像」記者陣に明かす
■兼職禁止の規定
元五輪選手で行政にも通じている橋本五輪相だが、大臣規範には「兼職禁止」のルールがあり、仮に組織委員会長に就任した場合は大臣職を辞任することになる。
12日、森氏が辞任を発表した直後から、橋本氏には就任要請の有無について質問が相次いでいるが、「承知しておりません」「組織委員会が決定されること」と回答し続けて、意向を明らかにしてこなかった。