電車から見た「ある駅名」に絶望 埼玉県民の心震わせる看板に反響相次ぐ
ツイッター上で、とある看板が話題に。多くの埼玉県民の心を震わせまくっているようだ。
かの名作『翔んで埼玉』の実写映画化を受け、全国的な知名度が向上した埼玉。実際に住んでみると非常に生活しやすく、ネタ要素抜きでも素晴らしい県である。
現在ツイッター上では、そんな埼玉在住の人間であれば思わず頷いてしまう「看板」が話題になっていることをご存知だろうか。
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■この駅名を見て、青ざめる?
注目を集めているのは、「住んで埼玉」代表取締役・岡野周平氏が17日に投稿したツイート。「自分でやったのに爆笑してる」とつづられたツイートには同社が設置した看板の写真が添えられており、そこには「高崎線民、ミスって土呂で引き返しがち」というキャッチコピーが。
こちらは多くの埼玉県民の心を震わせ、「これで何回遅刻したか分からん…」「あるある過ぎて本当に笑った」といった共感の声が続出している。
自分でやったのに爆笑してる pic.twitter.com/yptZdQULus
— すんで埼玉 (@sunde_saitama) February 17, 2021
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■果たしてどういうことなのか
看板の主旨について説明させてもらうと、こちらはJR高崎線・宇都宮線に潜んだトラップの「あるあるネタ」を表現している。
両線は埼玉県と池袋、新宿、渋谷などを繋ぐ重要な路線。都内に向かう際は停車駅が同じなため問題ないのだが、牙を剥き始めるのは「下り方面」に乗車した際である。
赤羽、浦和、さいたま新都心、大宮までは両線とも共通の駅に停車するのだが、次の停車駅からは完全に袂を分かち、高崎線は群馬方面、宇都宮線は栃木方面へと向かう。
「それでも途中の停車駅は、多少被るのでは…」と楽観視する人もいるかもしれないが、「大宮」以降はそれぞれ完全に別の駅に停車する。
両線は駅内の同じホームを使用している上、ラインの色も同じオレンジ色のため、うっかりしていると目当ての線を乗り違えてしまうのだ。そのため乗り違えた際は「いかに短期間で乗り間違えに気づくか」が重要となっており、本来高崎線に乗るつもりだったユーザーにとっては、大宮からひと駅目に当たる宇都宮線・土呂駅が最初のターニングポイントとなる。
よく似た現象はもちろん「宇都宮線に乗るつもりだったユーザー」にも起こりうる事態のため、「宇都宮線民は宮原で引き返すんですよね…」といった反響の声も多数。
パンチの効いたこちらの看板が設置されている埼玉県・鴻巣市を訪れてみると、さらなる事実が明らかになった。