小倉智昭、HKT48のオンライン演劇に火の玉ストレート 「ビデオに撮って流せば」
直球発言で知られる小倉智昭が、「オンライン演劇」という新たな動きに対して率直な疑問を述べた。
23日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)が、アイドルグループ・HKT48のコロナ禍での活動に密着。オンライン演劇という新たな取り組みを紹介したところ、総合司会の小倉智昭がド直球の疑問をぶつけた。
■新たな取り組み・オンライン演劇
ライブや握手会といったこれまでの活動がままならなくなっている同グループは、「オンライン演劇」に新たな活路を求めているとのこと。取材VTRの冒頭では、メンバーがパソコンに向かって演技をし、オンライン会議のように画面が並べられている様子が流れる。
メンバー・坂口理子へのインタビューによると、これは「会いに行けるアイドル」が会えなくなってしまったことで、試行錯誤の結果生まれたスタイルだそう。坂口はさらに、脚本・企画・宣伝・編集・配信といった一切の業務を、メンバー自身で行なっていることも明かした。
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■自室での演技をZOOM配信
メンバーはそれぞれの部屋で演技を行い、「ZOOM」を使って公演を配信しているとのこと。その光景はさながらオンライン会議だが、WEBカメラだけでなく、部屋に設置したカメラで別アングルを流すなど、工夫も凝らしている。
さらに、「アイドルを目指す少女」という主人公を演じるメンバーの部屋には、「アイドルになる!」と書かれた貼り紙が。映り込む背景を利用し、役柄に合わせた小道具を置く、細かい演出も紹介されていった。
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■ドストレートな疑問にスタジオ苦笑い
VTRが明けると、堀池亮介アナウンサーが、「メンバーは自宅で演技を配信するため、ときにはインターホンが鳴るハプニングも」「本物の舞台同様、毎回違った演技になるのも楽しみのひとつ」などとオンライン演劇の魅力を補足。
すると、小倉は「初日公演ってことは何? 毎回、公演日でこれをやるの?」との疑問を浮かべ、堀池アナは「5日間全20公演、今日も昼と夜に…」と説明する。
これに対し、小倉は笑顔で「ビデオに撮って流せばいいって…そういうもんでもないのか?(笑)」とド直球なコメント。一理あるが身も蓋もない疑問に、スタジオには小倉に釣られるように苦笑いが沸いていった。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)