アニメ『マンキン』のキャラデザ発表されるも… 改変箇所にファンは疑問の声

今年4月より、とうとうアニメが放送される『シャーマンキング』。ファンは興奮を隠しきれない様子だが、新たに発表された情報に首を傾げるファンも。

2021/02/25 14:45


『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』といった最新作が世を賑わせているアニメ業界では、数年前から「往年の名作」を再アニメ化する動きも目立っている。

4月からはそんな名作の真打ち的存在である『シャーマンキング』のアニメも放送開始となり、ファンを歓喜させているのだが…。



■『シャーマンキング』とは

「マンキン」の愛称でお馴染みの同作は、1998年から2004年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載された少年漫画。単なる能力ものバトルに終始せず、少年漫画にあるまじきユルい主人公や独自の世界観、仏教をはじめとする宗教要素を巧みに取り入れた設定が読者のハートを鷲掴みにし、完結から15年以上が経過した現在でも根強いファンは多い。

連載終盤は半ばヤケクソともとれる怒涛の展開が続いたほか、週刊少年漫画史に残る打ち切りの代名詞「プリンセスハオ」を披露し、多数の読者に衝撃を与えた。

しかし本誌完結から数年後に発売された完全版では大幅な加筆修正が施され、文字通りの「綺麗な完結」を迎えている。


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■『マンキン』の魅力

マンキンの魅力といえばやはり、その型に縛られない独特のスタイルであろう。例えば物語終盤では「五人の戦士」と呼ばれる主要キャラクターの少年たちがキーパーソンとなり、死闘を繰り広げていく。

当然その5人の中には主人公も含まれているのだが、なんと最終決戦時点で主人公の強さは下から数えた方が早い始末。また「黒髪」「とんがりヘア」「ぶっきらぼうな性格」「小柄」「主人公のライバル」という、いかにもな強キャラ設定を詰め込んだキャラは、5人の中でも最弱のポジションに。

シャーマンキング

一方で完全にネタキャラポジションにいた少年キャラがまさかの成長を遂げ、ギャグキャラ要素はそのままに5人の中でぶっちぎりの強さを会得。このように「他の作品では考えられない意外性のあるパワーバランス」なども同作の魅力である。

しかし現在、こちらの「五人の戦士」最強の少年をめぐり、ツイッター上では議論が勃発しているのだ。

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■発表されたキャラデザに唖然…
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