松屋の新メニュー、味は最高だが値段に違和感 「10年前」と比較して確信に変わる
松屋の人気メニューがリニューアルして登場。味は文句なしなのだが、若干違和感が残る部分も…。
牛丼チェーン「松屋」が人気の豚肉メニューを大幅にリニューアル。ゴージャス感が増した新メニューたちに歓喜の声が上がっているが、中には拭きれない疑問を覚える松屋ユーザーもいるようで…。
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■ひと口食べて分かるウマさ
2月末より新たに発売となったのは「厚切り豚焼肉定食」「厚切り豚生姜焼定食」「厚切りネギ塩豚焼肉丼」の3品。
しかしいずれも完全な新メニューというワケではなく、例えば「厚切り豚生姜焼定食」は「豚肩ロースの生姜焼定食」の後継…といった具合に、これら3品はリニューアルにより生まれ変わった存在ともいえる。
記者は「ネギたっぷりネギ塩豚肩ロース丼」を愛好していたため、後継メニューとなる「厚切りネギ塩豚焼肉丼」を発売初日に実食。
肉のボリューム感はリニューアル前から驚くほど向上しており、味の方もやはり絶品であった。
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■と、ここで違和感が…
確かな満足感で店を後にした記者だが、何やら拭きれない違和感を覚えたのも事実。恐らく記者が最初に違和感に気づいたのは、「千円札を払って五百円玉のお釣りが返ってこなかった」瞬間である。
そう、丼一杯当たりの金額が明らかに跳ね上がっているのだ。リニューアル前の「ネギたっぷりネギ塩豚肩ロース丼」は並盛が500円(税込)なのに対し、リニューアル後となる「厚切りネギ塩豚焼肉丼」の並盛は580円(税込)と、100円近く増額している。
10円や20円の値上げならばあまり気にならないが、いわゆる「五百円玉貯金」をしている記者は、この部分がかなり気になってしまった。しかし重ねて明記しておくが、味やボリューム感は間違いなく「最高」である。