東京都、28日のコロナ新規感染者は313人 舛添元知事「第4波の到来が確実」
7日間移動平均の前週比は116.6人で4日連続の上昇。18日続けて100%を上回っており、感染拡大が止まらない状況だ。
東京都福祉保健局が発表した28日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、313人となった。重症者数は前日から3人減少して41人、65歳以上の新規感染者数は5人減少して65人だった。
■日曜の300人台は1ヶ月ぶり
2021年以降の日曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月7日の237人。以降は増えつつも200人台で推移してきたが、ついに300人台を突破。日曜としては、2月28日以来となる。前週からは57人増加した。
なお、前日と比較すると117人減少した。
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■移動平均は350人超え
直近7日間の移動平均は351.0人と8日続けて300人を超え、ついに350人台に突入。対前週比では116.6%と4日連続で上昇している。18日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く88人、50代が47人、40代が43人と続く。男女別では男性177人に対して女性は136人。参考となる3日前(3月25日)のPCR検査実施件数は、7,459件と発表されている。東京都の累計感染者数は119,974人となった。
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■舛添元知事「第4波確実」
右肩上がりの増加ぶりに、ネット上では「再び感染爆発で緊急事態宣言が出るのも時間の問題ではないか」「もう笑うしかない」といった声が目立つ。
また、厚生労働大臣も務めた舛添要一元東京都知事はツイッターを更新し、「花見の人出はまばら」としながら繁華街や飲食店の混み具合を懸念するとともに「ヨーロッパの後を追うと、第4波の到来が確実となる」と懸念を述べた。
本日の東京都のコロナ感染者313人、今日は東京も雨で公園など花見の人出はまばらだが、繁華街はどうだろう。飲食店は、かなり混み始めている。ヨーロッパの後を追うと、第4波の到来が確実となる。専門家によっては、もう到来しているという判断もある。問題は、感染力の強い変異株の市中感染である。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) March 28, 2021
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)