福田麻由子、小学生時代の習い事を振り返り苦笑い 「何も続かなくて…」
女優・福田麻由子が映画『グッドバイ』の公開初日舞台挨拶に登場。主人公「さくら」との出会いについて感慨深く語った。
東京・渋谷ユーロスペースにて3日、映画「グッドバイ」の公開初日舞台挨拶が行われ、主演の福田麻由子、井桁弘恵、池上幸平、宮崎彩監督が登場。しらべぇ取材班も取材に参加した。
画像をもっと見る
■監督からの直々オファーに歓喜
本作は、少女から大人に変わりゆく主人公の視点から家族の変容と決別をほろ苦く描いたヒューマンドラマ。主演の福田は主人公の「さくら」を演じている。
宮崎監督から「福田さんしか考えられなかった」とオファーを受けた彼女は「本当に嬉しくて、同世代の仲間がゼロから映画を生み出そうとしている姿に刺激を受けましたし、パワーをもらう経験でした」と笑みを浮かべた。
関連記事:川島海荷「ラブストーリーと結びつかないイメージを覆したい」 主演作に意気込み
■主人公と重なる部分も…
主演の福田は、主人公「さくら」との出会いに「当時『私が大事に持っていたいものは何だろう』と強く考えていた時期だったので、なんかすごく巡り合わせのようなものを感じました」と感慨深く語っている。
器用だが、どこか熱がないさくらとは、自身も重なる部分があるようで「私は小学生のときにスイミングとかダンスとかピアノとか色々習い事をやっていたけど、結局泳げないし踊れないし弾けないし…何も続かなくて(笑)」と苦笑い。
映画ではピアノを弾くシーンがあったが「弾けないとは言えない…と思いながらやったりして。とにかく習い事は何も続かなかったんで、そこはさくらとちょっと似てるかもしれない」と振り返った。
関連記事:脱衣麻雀に温泉入浴シーンも 安倍乙、お色気コメディ麻雀ドラマに挑戦
■見どころは「キラキラとした子供の姿」
家の中で過ごすシーンは、スタッフの親戚宅を5日間借りて撮影したらしく「キャストはホテルを用意していただいたんですけど、スタッフの皆さんはその家で寝泊まりしてて朝、入り時間に行ったら皆歯磨きとかしてて(笑)『なにこれ?』とか思ったんですけど、そういうのも楽しかったです」とにっこり。
最後に作品の見どころについて聞かれると「保育園で日々を生きている子供たちの笑顔とか笑い声とか、はしゃいでる姿がある種のドキュメンタリーのようにキラキラとした姿が映っていて、この映画に出てくる子供たちの姿が私は大好きで、一つの見どころなのではないかなと思います」と述べた。
・合わせて読みたい→柄本佑は「歌舞伎俳優のように血統書つき」 『痛くない死に方』高橋伴明監督が語る
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 撮影/HIRO)