東京都、19日のコロナ新規感染者は405人 前週比99人増で月曜としては2月以降最多に
東京都福祉保健局が発表した19日の新型コロナウイルス新規感染者数は405人。月曜としては2月1日の393人を上回っている。
東京都福祉保健局が発表した19日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、405人となった。重症者数は前日から2人増加して47人、65歳以上の新規感染者数は19人減少して52人だった。
■前週比99人増
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。そこから一貫して増加を続け、増加のペースも加速している。今週は対前週比で99人増加。4日ぶりに前週比100人以上増を下回ったが、ほぼ100人に近い数値だ。
なお、前日と比較すると138人減少した。
関連記事:東京都、12日のコロナ新規感染者は304人 4日連続の前週比増で宣言延長への不安も
■移動平均は600人超え
直近7日間の移動平均は600.6人。18日まで4日連続で500人台を記録していたが、ついに600人の大台に突入。対前週比では126.1%と5日連続で120%を記録した。2月以降の最高値を更新し、40日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が86人、30代が85人、40代と50代が58人と続く。男女別では男性213人に対して女性は192人。参考となる3日前(4月16日)のPCR検査実施件数は、5,459件と発表されている。東京都の累計感染者数は130,488人となった。
関連記事:東京都、16日のコロナ新規感染者は667人 前週比130人増と感染拡大が加速
■「緊急事態宣言出すべき」との声も
大阪府の吉村洋文知事は、国に対して緊急事態宣言を要請することを表明。東京も大阪の後を追いかけるような増加ぶりに「連休前に緊急事態宣言を出すことになるのではないか」「完全な補償とセットで緊急事態宣言を出すべき」といった意見が目立つ。
週末も繁華街には多くの人出が見られた。これからどのような数値に表れてくるのか、予断を許さない。
・合わせて読みたい→東京都、31日のコロナ新規感染者は414人 20代だけで115人に
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)