茂木健一郎氏、ワクチン接種遅れへの擁護を疑問視 「組織的にやっているのか?」
ワクチン接種の遅れが指摘される日本。これを擁護する勢力を、脳科学者の茂木健一郎氏が疑問視し…
脳科学者の茂木健一郎氏が、24日にツイッターへ新規投稿。新型コロナウイルスに関し、ワクチン接種の遅れを擁護する勢力に疑問を呈した。
■接種率が低い日本
日本のコロナウイルスワクチンは、2月17日から医療従事者への優先接種が始まり、4月12日には65歳以上の高齢者への接種がスタート。しかし、欧米から約2ヶ月遅れの上、接種率は約1%、世界182ヶ国中131位とその遅れが顕著に目立っている。
こうした点は多くの専門家から問題視されており、茂木氏もかねてからツイッター等で懸念を示していた。一方、接種の遅れに理解を示す声もあり、ネット上でも意見が割れているのも事実であった。
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■「劣等生の言い訳」と苦言
そして24日、茂木氏は「日本がワクチン接種の世界でも最低の劣等生だという事実が広く知れ渡るようになると、今度は、ときどき、TL上にワクチンは危険だとか、ワクチンの効果は限界があるとかいうつぶやきが流れてくるようになった」とツイート。
ワクチンの接種の遅れを“擁護”する勢力が、より一層活気づいたことを指摘する。さらに、同ツイート内では「すごいな。。。劣等生の言い訳。検査の時もそうだったけど、組織的にやっているのか?」とも。
擁護キャンペーンの不自然さに、組織的な動きさえ疑っていることを示したのだった。