ノンスタ井上、緊急事態宣言への協力呼びかけ 「苦しみを知ってしまったから…」
新型コロナウイルスに感染した井上。感染拡大防止のためステイホームなどを呼び掛けた。
お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が25日、自身の公式ブログを更新。新型コロナウイルスの感染経験者として、緊急事態宣言への思いを明かした。
■3回目の緊急事態宣言
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は4月25日~5月11日まで東京、京都、大阪、兵庫を対象に3回目となる緊急事態宣言を発出。大型商業施設や飲食店に休業要請、時短要請を行った。
そんな中、今月14日に陽性となり22日に療養を終えた井上が「正直、若い方から年配の方まで、今回の緊急事態宣言には、人それぞれ思うところがあると思う。僕自身もそう」と政府への不信感をつづった。
「コロナというウィルスと戦うようになって1年、もっと早く対応出来ることはなかったのか!? 禁止ばかりで保証がないじゃないか!? 言い出せばきりがない」と思いのたけをぶつけている。
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■苦しみを知っているから
しかし「文句を言ってもウィルスは消えてくれない。ひとりでも苦しむ人を減らすためには、元気な人が頑張らなければいけないと思う」と複雑な思いも吐露した。
ブログで感染時の思いをつづっている井上。今回の投稿でも「僕はコロナ感染の苦しみを知ってしまったから。僕はほぼ無症状状態ではあったけど、それでもメンタルのつらさや先ゆく不安などは、とんでもなかった」と振り返る。
さらに、「だからこそ、そういう苦しい人を少しでも減らせるように、とりあえずゴールデンウィークが明けるまでの数日間、みんなで力を合わせて耐え忍びましょう」と呼びかけた。
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■9割が「緊急事態宣言に期待できない」
ファンからは「頑張って耐えましょう」と井上の呼びかけに賛同する声が集まっている。しかし中には「正直政府はアテにならない」とのコメントも。
ちなみにしらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の92.2%が「3回目の緊急事態宣言に期待できない」と回答している。
吉本興業も大打撃を受けているようで、井上は「ノンスタイルの劇場、営業出番などもなくなった」と緊急事態宣言の影響を説明している。それでもステイホームなどを呼び掛けているのは、感染経験者としての思いが強いためだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)