張本勲氏、大谷翔平選手を称賛も日本選手に苦言 「評論ブレてる」の指摘も
大谷翔平選手の打撃フォームを絶賛した張本勲氏は、北海道日本ハム・中田翔選手と巨人・岡本和真選手に手本とするようアドバイス。一部視聴者からは意見のブレを指摘する声も
9日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がエンゼルス・大谷翔平選手のバッティングを称賛。そして北海道日本ハム・中田翔選手と巨人岡本和真選手に手本とするよう進言した。
■大谷選手の打撃を絶賛
番組ではエンゼルスの大谷選手が6日のレイズ戦でマウンドに上がり好投、翌日7日は指名打者として出場しホームランを放つなど、野手としても活躍した様子を取り上げる。
張本氏は同選手について、「今のバッティングの形を崩さないで。先にステップするから、下半身が安定しているから、球が拾えるのよ。細工ができるのよ」とこれまでのような走り込み不足を指摘することなく、そのバッティングを絶賛した。
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■中田・岡本両選手に助言
ところが張本氏の話は意外な方向へ。「巨人の岡本とか、ハムの中田は、よくこれを見て。下半身が安定しなければ、細工もできないし、捕まえることもできないから」と、北海道日本ハム・中田翔選手と巨人・岡本和真選手に、大谷選手のバッティングフォームを参考にするよう促したのだ。
関口宏が「要するにハムの中田さんに見ろと、こう言っているわけですね」と声をかけると、張本氏は「巨人の岡本も、これを見てやると、ホームランを量産してくれますよ」とコメント。
通算3,085安打、504本塁打を放った打撃の専門家から見ても、現在の大谷選手のバッティングは素晴らしいものがあり、日本プロ野球界の有力選手も参考にするべきものであると評価しているようだった。