デヴィ夫人、政府の尖閣諸島への対応に疑問 「黙っていては…」
デヴィ夫人が、尖閣諸島への政府の対応について疑問を呈し「今のうちに手を打つべき」とつづっている。
デヴィ夫人が11日、自身のAmebaブログを更新。尖閣諸島をめぐる日本政府の姿勢について疑問を示した。
■この状況下において…
沖縄・石垣市の尖閣諸島をめぐっては、中国の公船が領海に侵入し、接続水域を連日航行するなどしている。「日本の政治家は、腑抜けなのか、腰抜けなのかと疑わざるを得ない」と強い言葉で切り出したデヴィ夫人。
日本政府が、政府関係者以外の尖閣諸島への上陸を認めないとする方針について「尖閣諸島周辺海域では中国海警局の船舶が連日航行する中で、何ら手を打たずに黙っていては、いつか国土を奪われるだけではないだろうか」と主張する。
「この状況下において、『波風立てる必要ない』と言っている場合なのかと、私は疑問に思う」とつづった。
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■不思議で仕方がない
さらに、竹島に韓国がヘリポートや宿舎などさまざまな施設を建設して実効支配していることに触れ、「沈黙を続けた日本が今になって『竹島』は我々のものと言っても、韓国にとっては犬の遠吠えではないのだろうか。この弱気な外交姿勢が北方領土を失わせたのだ」と指摘。
続けて、「私は、なぜ同じように、政府が尖閣諸島に海上自衛隊の要塞を作らないのか不思議で仕方がない。日本政府が他国に遠慮し、日本の領土に日本人が訪れることを禁止し、旗を立てることすら許可しないとはおかしな話だ」と憤った。
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■今のうちに手を打つべき
デヴィ夫人の夫・スカルノ大統領の時代には、インドネシアと中国は親密な関係を築いたこともあったが、近年は南シナ海の領有権をめぐって、インドネシアやベトナムなどの周辺国が中国への反発を強めている。
デヴィ夫人は、中国によるチベットやウイグルでの問題にも触れ、「中国に狙われている尖閣諸島に対して、今のうちに手を打つべきだ」と結んでいる。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)