アンミカ、日医会長の言い分に苦言 「そのとおり」と多くの反響
「感染防止対策は徹底されていた」という言い分に、アンミカが苦言。一生に一度のイベントも我慢してきた人々の思いを代弁した。
12日放送の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)に、モデル・アンミカが出演。日本医師会・中川俊男会長が、まん延防止等重点措置期間中に、100人規模の政治資金パーティーに出席していた問題に言及し、視聴者から反響を呼んでいる。
■宮根「大変なミスリード」
改めて今回の報道を振り返り、番組司会の宮根誠司は「感染対策はしっかりやっていた、飲食も提供されていなかったと、自見さん(自民党・自見英子参院議員)も中川会長も仰っているのですが、これはちゃんと中川会長が改めて説明されないと、国民に対して大変なミスリードになると思う」とコメント。
番組に出演していた、最前線で新型コロナ治療にあたる呼吸器専門医・倉持仁医師も、「対策したからやっていいとかっていうことを、この感染状況で、この立場にいる方が言うべきではないと思います」と述べた。
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■言われるほど「不公平感」が募る
アンミカは、「『対策していれば大丈夫』と言われるほど、一生に一度しかないお子さんの入卒園式とか、一生に一度しか、そのときしか出られなかったスポーツの大会とかを我慢してきたお子さんとか、『あのときできたんじゃないの?』っていう不満や不公平感が、皆さまから出てくる」と指摘。
「(医師である)この方々が、医療従事者が頑張っていることに慮りがなかったのかとか、政治というものに関わることが、不要不急じゃないと判断して、そっちを選んだっていうことがすごく残念で心理的影響が大きい」と語気を強めた。
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■視聴者から多くの反響
アンミカのコメントには、視聴者からも「アンミカ! その通り! よく言った!」「アンミカのいうのおりやね」「ありがとう!」「わかりやすくてとても共感できます」と多くの反響が。
同日に行われた記者会見にて中川会長は、まん延防止等重点措置期間中に政治資金パーティーに参加したことを認め、「全国で多くの皆さまが我慢を続けている中、慎重に判断すれば良かった」と陳謝。
会見の場においても、会場では飲食は提供されておらず、感染防止対策は徹底されていたことを強調していた。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)