東京都、15日のコロナ新規感染者は772人 前週比349人と大幅減も首相会見に失望感
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は772人。前週同曜日から349人と大幅に減少した。
東京都福祉保健局が発表した15日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、772人となった。重症者数は前日から1人増加して85人、65歳以上の新規感染者数は9人減少して77人だった。
■2日連続で前週比減
2021年以降の土曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月6日の293人。4月以降はとくに急拡大して先週は1,121人まで増加していたが、今週は349人と大幅に減少した。
前週同曜日との比較で減少するのは2日連続。なお、前日と比較すると82人減となった。
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■移動平均の前週比も2日連続下落
直近7日間の移動平均は876.4人。前日からは約50人ほど減少し、3日ぶりに800人台となった。対前週比も112.9%と下落。4日連続で100%を上回った。
東京都の累計感染者数は151,697人となった。
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■リーダーシップとれない首相に失望感も
菅義偉首相は14日夜、官邸で記者会見を行い、3道県への緊急事態宣言の拡大と群馬など3県へのまん延防止等重点措置の適用を発表した。批判が高まりつつある東京五輪開催の是非などについて菅首相は、同じ答弁を繰り返す場面も。
また、分科会の尾身茂会長にたびたび助け舟を求めるような発言も目立った。リーダーシップを見せない首相に対して、会見後のSNS上では厳しい声も。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)