東京の大規模接種センター、東西線住民は必ず「竹橋駅」から チートなくらい近かった
大手町の合同庁舎に設置された自衛隊が運営する大規模接種センター。さまざまな地下鉄路線からの行き方を検証してみた。
24日、東京・大阪で自衛隊が運営する大規模接種センターでの新型コロナウイルスワクチン接種が始まった。東京は千代田区の大手町合同庁舎3号館、大阪は北区の大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)が会場となる。
予約サイトのお粗末な設計なども報じられたが、接種初日となった今日は東京会場では大きな混乱や密な状況はなく、多くの高齢者たちが整然と受付を訪れていた。
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■千代田線が最寄りだが
大手町駅(東京メトロ・都営地下鉄)から大規模接種センターに向かう場合、最寄りの出口は「C2b」。大手町駅構内には数多くの経路案内ポスターが貼られ、また案内板を持ったスタッフの姿も多く見られた。
しかし、大手町駅は東京メトロで最多の4本(都営三田線を合わせると5本)の路線が走り、東京駅とも地下でつながり、乗降客数も365,972人と第2位(東京メトロ発表/2019年度一日平均)。都内の地下鉄で最大規模の”ダンジョン駅”だ。
そこで、高齢者が道に迷ってしまうことを防ぐために、いくつか検証してみた。
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■千代田線改札からは徒歩3分
千代田線改札からC2b出口(階段の隣にはエレベーターもある)を出て、すぐ隣にある大規模接種センターまでは、成人男性の足で約3分。案内板も多くほぼ一直線なので迷うことは考えにくいが、千代田線は「もっとも綾瀬よりの車両」に乗らないと面倒だ。
半蔵門線の場合は、「もっとも渋谷よりの車両」に。丸ノ内線は「もっとも荻窪方面よりの車両」に。都営三田線は「もっとも西高島平よりの車両」に乗ると、千代田線からよりは遠いものの比較的楽に到着することができる。しかし、厄介なのが東西線だ。