東京都、26日のコロナ新規感染者は743人 13日連続で前週比減も下げ止まりか
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は743人。前週同曜日から23人減少したが下がり方が鈍化している。
東京都福祉保健局が発表した26日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、743人となった。重症者数は前日から1人減少して70人、65歳以上の新規感染者数は36人増加して98人だった。
検査件数の3日間移動平均(23日〜25日)は7,260.7件。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は17人だった。
新規感染者数を検査数の3日間移動平均で割った陽性率は10.2%。2日連続で上昇している。
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■13日連続で前週比減
2021年以降の水曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月24日で213人まで減少していた。ゴールデンウィーク前後では乱高下して5月12日には969人まで増加していたが、その後は2週連続で減少。今週は23人減少した。
前週同曜日との比較で減少するのは13日連続。なお、前日と比較すると201人増となった。
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■移動平均の前週比は上昇傾向
直近7日間の移動平均は607.7人。前日から微減し、6日連続で600人台となった。対前週比は上昇して83.5%。9日連続で100%を下回っている。
また、年代別では、20代が177人、30代が156人、40代が121人と続く。男女別では男性431人に対して女性は312人。東京都の累計感染者数は158,410人となった。
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■5人が死亡、インド株は0件
また、この日に発表された死亡者は5人。内訳は90代が2人、80代が3人。また、都内における変異株の陽性率は、575件中466件(81.0%)。すべて英国株と呼ばれるN501Y型で、インド株と呼ばれるL452R型は0件だった。
東京における流行の中心は、感染力が高いと言われる英国株になりつつあるが、インド株の推移からも目が離せない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)