橋下徹氏、IOC幹部の発言に「ここまで言われ文句も言わず開催したら…」
橋下徹氏が、一部で報道されているIOC幹部の発言に言及「ここまで言われても日本が文句も言わずに開催したら国の恥」。
27日、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が公式ツイッターを更新。一部で報じられた、IOC幹部の一連の発言に対し、不快感をあらわにした。
■IOC幹部の「五輪開催」発言報道に…
橋下氏は、『文春オンライン』が報じた、IOCの最古参委員であるディック・パウンド氏が「菅首相が中止を求めても五輪開催」と発言したとする報道記事を引用し、「IOCは自滅したな」とツイート。
続けて「ここまで言われても日本が文句も言わずに開催したら国の恥」「選手にはかわいそうだが五輪貴族が元凶」ともコメントしている。
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■“五輪貴族”の来日にも苦言
また報道陣や一部ゲスト、スタッフなど選手以外の来日出席者が大幅に削減となったにも関わらず、「五輪ファミリー」と呼ばれるIOC委員や関係者3,000人、各国・地域のオリンピック委員会関係者1万4,800人はそのまま維持されたことに対し、「IOC関係者(五輪貴族)たちが一番要らん」とピシャリ。
さらに「高級ホテルに滞在して贅沢ざんまい。五輪をやるなら五輪貴族の来日はなくすくらいの覚悟を示せ!」と強く苦言を呈した。
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■橋下氏は「条件付きで開催賛成」派
続けて、同日の投稿では「感染対策をしっかりやれば事業を止める必要はないということが確立されるチャンスだったのに」との本音もこぼした橋下氏。
23日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に出演した際には、「東京五輪 開催か中止か」というテーマにおいて、IOCのトーマス・バッハ会長や副会長のジョン・コーツ調整委員長の一連の発言に、日本国民の感情を害するような発言は「気に食わない」とした上で、五輪は「条件付きで開催賛成」と発言していた。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)