本日発売『ジャンプ』本誌に異変 懲りずに踊らされたファンから嘆きの声も
31日発売の『ジャンプ』本誌内にて異変が見られ、その影響で某作品ファンたちがまたしても惑わされる形になった。
多くの人々にとって、やる気が起こらない月曜日の朝。唯一の救いと言えば『週刊少年ジャンプ』の最新号を読めることくらいであろうか。
しかし本日31日発売の『ジャンプ』内容を受け、多くのツイッターユーザーが混乱してしまう事態が勃発することに。
■切っ掛けはある人気作
31日午前、ツイッタートレンドの上位には「連載再開」の四文字が浮上。これを受け、ツイッター上は「ハンター連載再開!?」と、歓喜の声を上げるユーザーであふれ返る事態となる。
だが現実は非情であり、2018年11月26日発売の52号以来「休載」に突入している人気漫画『HUNTERXHUNTER』(以下、ハンター)の連載再開告知は、本誌内には見当たらなかった。
ではなぜ、多くの人々の心をかき乱す「連載再開」がいたずらにトレンド入りしてしまったのか? これには現代『ジャンプ』の看板作品の一角を担う『呪術廻戦』(以下、呪術)が大いに関係していると思われる。
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■『呪術』に発生した異変
まず今回起こった一連の流れを理解するには『ハンター』という作品の特徴を紐解かねばならない。1998年より連載が始まった同作は『ジャンプ』お約束の「能力ものバトル」に「高度な心理戦」をブレンドしたのが特徴。
「厨二心」をくすぐるセリフ選びや設定も魅力的で、一度読めば思わず真似したくなってしまうシーンが非常に多い。幼い頃「水見式」にて、自身の念系統を調べた黒歴史を持つ人も少なくないだろう。ちなみに記者は「変化系」であった。
そんな『ハンター』の特徴の1つに「休載が非常に多い」というのものがあり、現在は2年半もの間沈黙を続けているのは前述の通り。加えて「ネーム、下書き状態」で作品が本誌掲載されることも多いが、下書きを受け入れ、単行本化された際の加筆・修正を楽しみにするのは、ファンにとって昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏な日常である。
そのため多くのジャンプ読者にとって「下書き掲載=ハンター」という図式が成り立っているのだが…なんと、本日発売の2021年26号の『ジャンプ』では『呪術』の一部ページが下書き状態で掲載される事態に。