モト冬樹、IOCの“自己責任同意書”報道をバッサリ 「情けないの一言」
モト冬樹が、東京五輪出場選手らの新型コロナ感染においてIOCが「責任を負わない」としていることに疑問を呈した。
タレントのモト冬樹が1日、自身のAmeba公式ブログを更新。IOCが「オリンピックでコロナ感染は自己責任」と記述された参加同意書を選手らに要求しているとの報道を受け、不快感を示した。
■「安全、安心」スローガンはどこへ
IOCは東京オリンピックに出場した際、猛暑による影響や、新型コロナウイルスに感染した場合の「健康被害や死亡に至る可能性」について「参加は自己責任」とした文言を参加同意書に盛り込んだという。この報道を受け、モトは「情けない…」と憤りをあらわにした。
また、菅義偉首相は「安心、安全なオリンピック」というスローガンを繰り返し掲げており、「安心、安全と言っておきながら大会に参加した選手になにかあったらその本人の責任?」「東京五輪を開催して感染拡大があったら日本の責任?」と疑問も投げかける。
IOCは感染予防策をまとめた『プレーブック』も公表しているが、“五輪家族”と呼ばれる関係者の招待維持や選手村での飲酒問題など、様々な点が波紋を広げている状況だ。
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■無理やり東京五輪を開催させて…
さらにモトは、「お金のためか何か知らないけど」と前置きしたうえで、日本が最高危険レベルの「渡航禁止勧告」に引き上げられたことにも言及し、「無理やり東京五輪を開催させておいて 自分たちはいっさい責任をとる気がないIOC」と指摘。
最後には「こんな人たちに日本が振り回されてると思うと情けないの一言だね」と切り捨てた。
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■ファンからも共感する声
このブログ記事に、ファンからは、「ごもっともです」「あ~~嫌だ!! 五輪と聞くたび腹が立つ」とモトの意見に共感する声や怒りをあらわにするコメントが書き込まれている。
また東京開催について、「一生に2回も自国で見られるなんてと感激してたけど もう今はこんな危険で怖い祭典なんか一時も早く止めてほしいですね」と複雑なな思いを吐露するユーザーも見受けられた。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)