堀ちえみ、舌の6割切除も「発声」力強く 週イチでボイトレ続ける

女優の堀ちえみがイベントに出演。舌がんの手術を終えて約2年、リハビリとボイトレを続けていることも明かした。

2021/06/01 16:15


堀ちえみ

GEヘルスケア・ジャパンは1日、東京・原宿で最新超音波診断装置「Vscan Air」のリリース記念発表会を実施。

イベントには一昨年舌がんの手術を行った女優・堀ちえみが出席し、病後の様子を伝えつつ、超音波診断の未来についてパネルディスカッションを行った。


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■舌の6割を切除

2019年にステージ4の舌がんを患い舌全体の6割を切除、太ももの一部を移植するという大手術を経験している堀。通常の生活に戻った現在もまだ月1ペースでリハビリ、週1回のボイストレーニングを続けているとのことで、あと3年間は経過観察期間として検査を受け続ける必要があるという。

この日のイベントでは純白のワンピース姿で元気な笑顔を見せており、記者陣のフラッシュの嵐を浴びながら、現在の思いを語った。


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■話しづらそうな一幕も

堀ちえみ

「これまで難病が多かったので、その度にエコーにお世話になって。今回の舌がんも首に転移しており、エコー診断で先生にしっかり見ていただいた。エコーに命を助けて頂いたといっても過言ではない」と、闘病生活を回顧しつつ、日々進化する医療機器を称賛。

手術の影響もあり、話すテンポは非常にスローで、ところどころ話しづらそうにするシーンも見られたが、伝えたい言葉は一言一句しっかり記者陣に届くほど力強かった。「この喋り方は後遺症。職業柄、すらすらと言葉が話せるように戻したいので、ボイトレとリハビリをがんばっています。いまは自分の口が楽器だと思って、口を使って音を奏でるというイメージでしゃべっています。すると音域が伸びたんです!」(堀)。


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■最新機器に触れ

Vscan

「どんな病もそうですが、早期に発見して、早期に治療をするということが一番大切だと身をもって痛感しています」と堀。

Vscan

今回の「Vscan Air」は、従来の据え置き型のエコー検査装置と違い、電動シェーバーほどのサイズ、重さで、屋外でも正確な検査が行えるというもの。

それを評価しつつ「検査を手軽にできるということが、どんなに患者のためになることか。命をつなぐ存在になることか。進化した時代がやってきたんだなあと思います」と感激した様子を見せていた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

がん治療記者発表会堀ちえみ
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