ドンキにひっそり置かれた自販機、よく見ると… 150倍に増殖した驚異のスペック判明
ドン・キホーテ店頭にひっそりと置かれている自販機。あまりに自然で見過ごしていたが、じつは物凄いクオリティが秘められており…。
「安さの殿堂」として名高いドン・キホーテでは、買い物はもちろん、店頭に設置されたPOPやゲーム機をチェックするだけでも十分楽しめるのが魅力。
それらに加え、ドンキ店舗には便利すぎる「自販機」が設置されているのをご存知だろうか。
画像をもっと見る
■これまでスルーしていたのだが…
じつは多くのドンキ店舗には、超本格的で細部までこだわれる「はんこ自販機」が設置されているのだ。
一部のユーザーの間では前々から話題に上がっていたのだが、店舗によっては非常に目立たない場所に設置しているケースも珍しくなく、中にはクレーンゲームの横で「え? 自分、ゲームコーナーの筐体っすよ?」とでも言いたげな佇まいをしている機体も。
そのため記者もこれまではスルーを決め込んでいたのだが、ここ最近「はんこ作りにドンキ行ってくる」「急ぎではんこが欲しくなったとき、頼れるのはやはりドンキ」といった再評価の声をツイッター上で多数見かけたこともあり、件の自販機に関する調査を実施することに。
関連記事:コロナ禍で苦境のゲーセン業界 自販機の意外すぎるポテンシャルに注目集まる
■圧倒的なこだわり要素
日本では細かい部分のこだわりに「粋」を感じる美学が脈々と受け継がれており、はんこ一つとってもこだわりポイントは無数に存在する。
ドンキに設置された自販機はこれらのこだわりを余すことなくサポートしており、印影の文字の太さを自由に調節できるのは序の口。書体に関しても「認印」「銀行届印」「実印」が選択可能で、ハンコ本体の素材も「コハク樹脂」「白芯」「黒芯」などから好きに選ぶことができるうえ、イラストと文字を組み合わせる…といったからめ手にも長けているのだ。
「豊富なオプションを使用して、君だけのオリジナルはんこを手に入れろ!」という少年漫画のようなキャッチコピーはたった今記者が3秒ほどで考えたものだが、まさに同自販機を体現したフレーズと言えるはず。
今回はこちらの自販機に関し、ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)を直撃。便利かつ、ドンキらしい遊び心にあふれた自販機の魅力が明らかになった。