DeNA、田中健二朗投手の支配下登録を発表 チーム唯一のある部分に注目集まる
支配下に返り咲いたDeNAの田中健二朗投手。代名詞のカーブで多くの打者を翻弄してほしい…。
15日、横浜DeNAベイスターズは15日、育成選手の田中健二朗投手と支配下登録を結ぶと発表した。背番号は「046」から「46」となる。
■リリーフとして活躍
田中投手は2007年の高校生ドラフト1巡目で指名。16、17年はリリーフとしてシーズン60試合以上に登板し、チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献。
しかし19年に左肘のトミー・ジョン手術を受け、それからはリハビリに専念。今シーズンからファームのマウンドに上がり、21試合を投げて防御率は3.48とまずまずの成績を残している。
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■代名詞のカーブをみせてほしい
チーム防御率が4.71とピリッとしないDeNA。国吉佑樹投手が千葉ロッテマリーンズにトレード移籍となり、手薄になったリリーフ陣の穴を埋める活躍が期待される。
1軍の舞台で田中投手の代名詞ともいえる、曲がりの大きなカーブで多くの打者を翻弄するところをみせてほしい。
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■ファンは歓喜
田中投手の支配下登録のニュースにファンは、「健二郎おかえり」「復帰登板から3ヶ月、この日を待ちわびていました」「ベイスターズにはあなたの力が必要です」「待ってたぜ」など歓喜の声が多くみられた。
その他には、「頼むぜ唯一のTBS戦士」というコメントも…。TBS戦士とは、DeNAの前身でもある横浜ベイスターズ(親会社がTBS)時代にドラフト指名され、そのユニフォームに袖を通した選手のことを指すのだが、田中投手もそれにあたる。
現役では、ロサンゼルス・ドジャースの筒香嘉智選手やロッテの国吉投手などがいるが、DeNAでは田中投手のみ。チーム唯一のTBS戦士として大活躍をしてほしいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)