木製とは思えない手作りフィギュアに注文殺到 制作者にこだわりを聞いた
ツイッターでバズったことで注文が殺到し「大変なことになっている」と制作者。
日本のフィギュア・プラモデル市場は約1,400億円の市場規模を誇る。そんな中、一点ものの「手作り木製フィギュア」が話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、制作者から人気の秘訣について聞いた。
■作品歴30年以上
北海道の遠軽町にあるハナノ工場・工場長三浦氏の寄木細工歴は30年以上。20年間のサラリーマン時代は、電気工事会社に勤務していたが、午前4時起きで、出社前に毎日作っていたそうだ。「毎日がワクワクしてとても楽しかった」と当時を振り返る。
伸び━━━━━━━━る!?#木工品#無着色 pic.twitter.com/XwqcJ5u0bi
— ハナノ工場@hananofactory (@hanano48385306) June 16, 2021
その後約10年前に独立し、電気工事店を営みながら、作品を販売する「ハナノ工場」をオープン。今ではハナノ工場の売上だけで食べて行けるほどに発展した。
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■2つのこだわり
三浦氏には、作品づくりに関して2つのこだわりがある。1つ目は、すべて木だけで作品を完成させること。2つ目は、作品に色を塗らないことだ。例えば人気のペンギンオーケストラのコントラバスの弦は、つまようじを細く削って使っている。
ペンギン各種 pic.twitter.com/m6vR2D0dgN
— ハナノ工場@hananofactory (@hanano48385306) June 9, 2021
基本的な木は、薪ストーブ用のまきや地元にある木材を使用。色付きの木に関しては、輸入木材が多いため、東急ハンズで購入しているそうだ。