舛添前都知事、厳しい暑さの中での五輪開催に改めて疑問 「選手にとって酷」

舛添氏が、厳しい暑さの中での五輪開催について、選手の体調を案じ「秋の東京五輪が懐かしい」とつづっている。

2021/07/16 16:30


舛添要一
(©舛添要一公式ツイッター)

前東京都知事の舛添要一氏が16日、自身の公式ツイッターを更新。夏の高温期の中での東京五輪・パラリンピック開催について選手の体調を案じている。



■関東甲信と東北が梅雨明け

きょう16日には、関東甲信と東北の梅雨明けを気象台が発表。

今夏の気温については、関東と近畿で平年よりやや高くなるとみられており、東京オリンピックの開催期間中である7月下旬には、厳しい暑さになると予想されているとも報じられた。


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■舛添氏「選手にとって酷だ」

舛添氏は、関東甲信と東北の梅雨明けに触れ、「暑い。この高温多湿の中での五輪、室外競技は熱中症との戦いだ。マラソンと競歩は札幌に移ったが、東京での競技は選手にとって酷だ」とツイート。

また真夏の五輪開催である背景について、「テレビ放映権の都合がある」とし、「カネが支配する五輪の商業主義がもたらす弊害だ」などと厳しい私見を述べた。

他にも、1964年に日本で開催された前回の東京五輪は比較的涼しい10月であったことについても触れ、「1964年の秋の東京五輪が懐かしい」ともつぶやいている。


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■ユーザーからも疑問

五輪が7、8月の開催となった背景には、米国で人気のスポーツイベントが秋に多いこととの関係を指摘する報道などもあり、ユーザーからも「(夏は)米国の閑散期ですね」とのコメントが。

また、同じように疑問を感じている人も多いようで、「何月にやるかは決められるようでないとおかしいわね」「夏の高校野球も同じ。スポーツの秋にやるべき」との声も寄せられている。

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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ

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