東京五輪開会式の交通規制で周辺道路が大渋滞 「無観客なのに」と疑問の声も
東京五輪・開会式に伴う交通規制で青山通りがガラガラに。周辺の生活道路では大渋滞が起きている。
まもなく20時から始まる東京五輪の開会式。会場となる東京新宿区の国立競技場周辺には、関係車両を除き厳しい交通規制が行われている。
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■青山通りがガラガラに
表参道の交差点では赤坂見附方面に向かうクルマの通行規制が行われており、同様の規制は南青山3丁目交差点などでも。そのため、普段は多くの車両が行き交う青山通り(国道246号線)は、大会関係や近隣居住者などを除き、ほぼほぼ車両が見られない状態に。
一方で、開会式に向かう選手団や関係者を乗せた大型バスが、国立競技場に向かう様子が数多く見られた。
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■近隣の生活道路は大渋滞
しかし、迷惑しているのは近隣住民だ。青山通りと並行して赤坂から恵比寿方面を結んでいる赤坂通りは、片側1車線ということもあって大渋滞。
根津美術館前の交差点から渋滞の列は青山墓地を超え、乃木坂トンネルまでも。表参道でも車線規制が行われ、車列は遅々として進まない状態だった。
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■「イルミの時よりひどい」
周辺に住む人に話を聞いたところ、「クリスマスの時期に表参道のケヤキ並木にイルミネーションが飾られると、根津美術館のあたりから赤坂通りも混むことがありますが、ここまでの渋滞は見たことがない」とのこと。
さらに「観客を入れるわけでもないのに、選手・関係者だけで、地元にこれほど迷惑をかけてまで交通規制する必要があるのか」と疑問を呈した。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)