尾木ママ、夏の甲子園開催に疑問 「子供たちの安心・安全確保して」
コロナ禍や熱中症の危険がある中での「夏の甲子園の開催」に疑問を呈した尾木ママ。読者からは様々な意見が。
「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家・尾木直樹氏が4日、自身のAmeba公式ブログを更新。コロナ禍と熱中症が心配される中での全国高校野球の開催について疑問をつづった。
■2年ぶりの開催
「夏の甲子園」として知られる全国高校野球選手権大会は、今年は今月9日から兵庫・阪神甲子園球場で開催されることになっている。
2年ぶりの開催となる今大会は、感染対策として、スタンドは代表校の関係者に限って入場可能とし、一般観客向けのチケットは販売されない。
尾木氏は、「組み合わせも決まり、大会を迎えるだけのようですが、しっかりさせなければならないことがいくつかあります」と切り出す。
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■デルタ株や熱中症への警戒
「デルタ株による感染爆発。緊急事態宣言発令中での開催」「全国知事会が県をまたぐ移動自粛要請が出ている最中の北海道から沖縄までの大移動をどう説明するのか」「熱中症警戒アラート発令中でも試合をするのか? 生徒への安全配慮義務をどうするのか」「ブラバンは人数制限して参加させるとか?」と4点を挙げた。
さらに日本高等学校野球連盟や共催団体などに向け、「宣言発令への態度」「感染防止策」「デルタ株への認識」「熱中症予防を安全配慮義務をいかに果たすのか」を挙げ、国民に説明する責任について訴えかける。
「明確に説明する必要があると怒ってるのは尾木ママだけなのかしら? 不思議な気持ちです。みなさんは疑問じゃないのかしら?」と呼びかけた。