メンタリストDaiGo、一連の発言を謝罪 「さすがにあの言い方は良くなかった」
ホームレス・生活保護受給者の生存権を否定する発言をしたメンタリストDaiGoが、13日よるのYouTube配信で「あの言い方は良くなかった」などと謝罪した。
ホームレス・生活保護受給者への問題発言で各方面の批判を浴びていたメンタリストDaiGoが、13日よるにYouTubeライブを配信。一連の発言を「知識が足りなかった。知らない状態で暴言を吐いてしまったことは反省です」「さすがにあの言い方は良くなかったなと」などと謝罪した。
■ネット上で大炎上に
DaiGoは7日のYouTube配信で、「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽い」「ホームレスの命はどうでもいい」「猫が道ばたで伸びてたらかわいいもんだけど、ホームレスのおっさんが伸びてるとさ、なんでこいつ我が物顔でダンボール引いて寝てんだろうなって思うもんね」などと発言。
また、「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃない」「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと思うんで」など、生活保護受給者の権利を否定する発言も連発した。
この発言はSNSで話題となり、著名人や一般ユーザー、与野党の議員や厚生労働省まで言及する一大事に。批判を受け、12日夜には新たにライブ動画を配信したが、あくまで「個人の感想」であると繰り返した。
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■一転謝罪へ
この釈明も物議を醸すと、DaiGoは13日よるに新たなライブ配信を敢行。予定時刻より遅れて開始すると、「大変お騒がせしております。大変申し訳ありませんでした」とまず謝罪を行なった。
その後は「ただ…」と発言に至る心境を説明し、保護猫の話題も絡めつつ「さすがにあの言い方は良くなかったなと」と発言。
「ホームレス・生活保護になった人たちが、なぜその選択肢を選んだのかを知らないで批判したのが良くないなと思っていて。これだけたくさんの本を読んでも、そういう知識からは得られないことに対しての、無知が招いた失態だと思っていて」など、自己分析を行なった。