坂上忍、DaiGoの生活保護受給者への差別発言に疑問 「激辛の範疇ではない」
DaiGoのホームレスへの差別発言。坂上忍が疑問を呈した。
16日放送の『バイキングMORE』では、メンタリスト・DaiGoの生活保護受給者に対する差別発言について特集。DaiGoの発言内容に番組MC・坂上忍が疑問を呈した。
■DaiGoが差別発言で炎上
DaiGoは自身のYouTubeチャンネルで路上生活者(ホームレス)や生活保護受給者に対する差別発言で炎上し、その後謝罪した。しかし、騒動は収まらず、14日には生活困窮者を支援する4団体が声明を発表。
声明では「DaiGo氏の起用を差し控え、その発言の問題点を報道し、このような発言を許さない姿勢を明確にすること」を求めていた。
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■坂上は「激辛の範疇ではない」
一連のDaiGoの発言に対し、坂上は「これは、激辛の範疇ではないですよね。どうしちゃったのかなぁ」とコメント。さらに、現在の生活保護受給者の人数や生活保護に関する説明がされると「DaiGoくんがこういったことを知らなかったとは思えないんですけど…こういう制度に至るまでの経緯、歴史認識みたいなものを持ち合わせていなかったのかな」「当然炎上するでしょ」と漏らす。
また当初、謝罪する姿勢を見せなかったことについて「よく最近、論破するって風潮があって、自分で問題提起してあーだこーだ言われても、それをまた論破してって風潮があるじゃないですか。ただこれって次元が違う話だからさ…」とDaiGoの対応に疑問を呈した。
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■優生思想について「一番マズい」
その後、坂上は「この問題って謝罪をしたからっていうことで済ませれるのかなって。僕はそういう問題だと思ってる」とコメント。生活困窮者を支援する4団体からの声明に対して「当然の対応だと思います」と語った。
また出演者が優生思想について触れると、坂上は「社会がそういった空気を作ったっていうよりは、俺はやっぱ一番マズいなって思うのは、この子がこういう思想を本当に持ってしまっているんじゃないかって思われてしまうでしょ」と指摘している。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)