入院先見つからず新生児死亡 フジ榎並アナの涙の訴えに「胸が張り裂けそう」
『Live News イット!』コロナ感染の妊婦の搬送先が見つからず、早産で新生児が死亡した報道に、榎並大二郎アナウンサーが涙ながらに訴えた。
フジテレビの榎並大二郎アナウンサーが19日放送の『Live News イット!』(同局系)に出演。新型コロナウイルスに感染し自宅療養していた妊婦の受け入れ先が見つからず、早産で新生児が死亡した報道に、涙を流す一幕があった。
■「ごめんなさい」と言葉を詰まらせる
千葉県内で自宅療養していた妊娠8ヶ月の30代女性が、受け入れ先が見つからないまま自宅で出産し、新生児が死亡。報道されると共にネット上では「救えるはずの命が救えない」と嘆く声や、医療体制の確保を早急に求める声、政府に対する怒りの声などが上がり、衝撃を与えた。
榎並アナは「妊娠8ヶ月といえばもう赤ちゃんも1,000gぐらいまで育ってきているはずですよね。だから適切な、あの…」と切り出すも、うつむいて「ごめんなさい…」と言葉を詰まらせる。
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■「助かる命だったのかなと」と号泣
そして榎並アナは、「あの…適切な医療を受けていれば、助かる命だったのかなと…思ってしまうんですけど」と言葉を絞り出すと、流れた涙を手で拭う。
ジャーナリストの柳澤秀夫氏が「本当にあってはならないことだったと思います。切ない話だと思います。もしこの妊婦さんが入院できていれば、もっと早い対応が取れていたかもしれない」と話す間も、うなずきながら涙を流していた榎並アナ。最後は「病床確保と地道な感染対策かなと思います」と嗚咽を漏らしながら訴えた。
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■「痛いくらい伝わった」と反響
涙ながらに言葉を絞って訴えた榎並アナに、ツイッター上では「胸が張り裂けそうになった」「榎並アナの涙で今回の情報の重要性が痛いくらい伝わってきました」「もらい泣きした。感情が抑えきれず泣く。人間らしくていい」「今、自分の妻が妊婦さんという世の中の旦那さんにしっかり見てほしい」と反響が相次いだ。
妻でモデルの有村実樹が現在第1子を妊娠していることもあり、榎並アナも込み上げてくる思いがあったのかもしれない。「奥さんが妊娠中だから余計つらいよね」「奥さん妊婦さんだから重なるよね」と心配する声も寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)