埼玉県教諭、生徒に性的な写真を要求 局部写真を送り懲戒免職も
「研修も続けており、正直どうしていけば不祥事がなくなるのかわからなくなっている」と人事担当。
埼玉県で2019年度にわいせつ行為で処分された教職員は17人で、前年の2倍となった。今年2月からは全92ページにおよぶ「不祥事研修プログラム」を実施中だが、また県立特別支援学校教諭が信じられない行為で懲戒免職となった。
■生徒に局部写真を送りつける
今月26日付けで懲戒免職処分となったのは、埼玉県南部地区の県立特別支援学校男性教諭(33)。今年6月25日午後3時40分頃から同月28日午後6時41分頃の間に、元担任だった生徒にLINEで2千回以上やり取りを行なった。
勤務時間中に職員室でもやりとりを行なっていたという。また、性的な内容を含むメッセージや、自身の局部写真も送りつけていたという。
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■どうしていけば良いのか
教育委員会の聞き取りに対して教諭は、「悪いこととはわかっていたが、生徒の反応を楽しみたいと思いエスカレートしてしまった」などと話したという。なお埼玉県では、LINEでの児童・生徒との私的なやりとりを禁止している。
人事担当者はしらべぇ編集部の取材に対して、「研修も続けており、正直どうしていけば不祥事がなくなるのかわからなくなっている」とこぼす。