ペットボトルを有効活用する「意外な防災術」 警視庁の発信が話題に
警視庁が発信した空のペットボトルを使った水辺の防災術がネットで反響を呼んでいる。
防災に役立つ情報を日々発信している警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターアカウント。18日にツイートしたペットボトルに関する“もしもの際の知恵”がネット上で話題を呼んでいる。
【関連情報】ズボンを使った簡易「救命胴衣」作成法も…
■ペットボトルで体は浮かぶ
この日の投稿では、水難時を想定した防災豆知識を紹介。
「一般に水中で体が浮くために必要な浮力は体重の10分の1と言われています」と前置きをした上で、2Lの空ペットボトルには2kgの浮力があり、体重20kgの子どもであれば、水面に浮くことができる計算です」と身近なアイテムで命を救う可能性について触れた。
関連記事:警視庁、災害時やりがちな「ミス」防ぐ裏ワザを紹介 「知らなかった」と話題
■過去には兵庫県警も言及
さらに「自分の体が浮くためには何本のペットボトルが必要でしょうか? 防災豆知識として覚えておいてください」と言葉を添え、事前の準備や知識が重要であると解いた。
このペットボトルの防災知識、過去には兵庫県警の公式HPでも紹介されており、そこには空のペットボトルを複数本リュックサックに入れた上で、胸の前に結束した空ペットボトルを装着する方法も。
救命胴衣を一般家庭で常備することはなかなか難しいが、これらのテクニックは必要材料が安価且つ揃えやすのが魅力。津波や落水など万が一の時に備え、覚えておくべき知識と言えるだろう。
一般に水中で体が浮くために必要な浮力は体重の10分の1と言われています。2 ℓ の空ペットボトルには2kgの浮力があり、体重20kgの子どもであれば、水面に浮くことができる計算です。自分の体が浮くためには何本のペットボトルが必要でしょうか?防災豆知識として覚えておいてください。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 17, 2021