吉野家、牛丼が「牛丼より安くなる」謎の事態に ユーザーからは驚きの声が…
「安さ」の象徴である吉野家の牛丼に異変が…。その正体は、何にも変え難い「こだわり」と「職人芸」に満ちあふれていた。
「うまい、やすい、はやい。」のフレーズでお馴染みの牛丼チェーン・吉野家。しかしツイッター上では何やら、吉野家の「牛丼」に関するツッコミの声が寄せられているようで…。
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■「牛丼より高い」の真意は…
注目を集めているのは、某IT企業のサラリーマンにしてユーチューバーの後輩さんが投稿した一件のツイート。
本文には「牛丼より高いやんけ」とただ一言だけつづられており、添えられた写真を見ると…そこには一回500円に設定されているガシャポンの機体が。これだけでは何のことか分からないが、ガシャポンの商品ラインナップを見ると思わず納得。
こちらは吉野家のメニューがカプセルトイ化したガシャポンなのだが、そもそも吉野家の牛丼(並盛)は一杯387円のため、ガシャポンを一回まわせるどころか、お釣りまで返ってくる金額差となっているのだ。
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■逆に500円は安い?
こちらの現象はツイッター上で大きく話題となり、ユーザーからは「その通りで笑ってしまった」「言われてみれば確かに!」など納得した様子の声が多数上がっている。
一方で、「逆に考えるんだ、吉野家の牛丼が安すぎるんだ」「ガシャポンより安く食べられるんだから、やっぱり吉野家はお得ってことでしょ」「このクオリティのフィギュアなら、むしろ安いのでは?」「お新香と玉子がセットだから、牛丼単品より高いのはしゃーない」といった考察も多く寄せられていた。
実際、ツイート投稿主の後輩さんも「高いやんけ」と呟いてはいたものの、後から詳しい話を聞いたところ「僕が小さい頃のガチャガチャの価格は確か100〜200円が主流で、300円以上だと親からは許してもらえなかったので高級なイメージがありました」「食品サンプルという観点だと500円はむしろ安い方だと思うので、フードだけでなくガチャガチャにも価格を抑えて提供している吉野家さんにはアタマが上がらないです」というコメントを見せてくれた。
なお、後輩さんは吉野家が大好きなのだが、牛丼の並盛しか注文できない節約中の時期にあり、そうした状態で件のガシャポンを発見したことから、つい「この値段なら牛丼のアタマ大盛りにできるやん!」という思いでツッコミのツイートを投稿してしまったという。
記者は今回、こちらの吉野家ガシャポンを展開するフィギュアメーカー「ケンエレファント」の広報および開発担当者に取材を敢行することに。その結果、なんとも微笑ましい舞台裏が明らかになったのだ。