大谷翔平選手、選手間投票による「MVP」を獲得 「私達はすごいものを見ている」
大リーグ選手会による「MVP」を獲得した大谷翔平選手。日本人としての受賞は史上初…。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は29日(現地時間28日)、大リーグ選手会の選手間投票で「年間最優秀選手賞」と「ア・リーグ最優秀野手賞」をダブル受賞した。
■「年間最優秀選手賞」は日本人初
今シーズンの大谷選手は、投手で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振、WHIP1.09。打者としては、打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965の好成績。二刀流としてタフなシーズンを戦い抜き、不調のチームを牽引し続けた。
「ア・リーグ最優秀野手賞」は2004年に年間最多安打記録(262安打)を達成したイチロー氏以来2人目の快挙。「年間最優秀選手賞」で日本人選手の受賞は史上初となる。
関連記事:大谷翔平選手、日本人最多記録に並ぶ31号本塁打 「いったい誰が止めるんだ」
■全体の56%の支持を得た
今年は184選手の投票で大谷選手が56%の支持を得てトップ。気になる2位は、ア・リーグの本塁打王となったウラジミール・ゲレロJr(トロント・ブルージェイズ)の29.3%であった。
来シーズンも二刀流としての活躍が期待される大谷選手。日本人初の本塁打王と、今シーズン達成できなかった2桁勝利を待ち望むファンは多いことだろう。