カルビーも絶賛した本物そっくり”ポテチ立体画” 完成まで15時間の超力作の描き方
作者は「ポテチのパッケージのクシャクシャ感を出すのに、とくに時間がかかった」と話す。
「ポテトチップス」の歴史は、1853年、米ニューヨーク州のサラトガ・スプリングスにある、ムーン・レイク・ハウスホテルが発祥の地との説がある。
レストランの客が「フレンチフライを厚く切りすぎだ」と言い出したため、コック長が紙のように薄く切ったじゃがいもを揚げたことがはじまりだという。そんなポテチを模した、本物そっくりの立体画が話題を呼んでいる。
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■完成まで15時間
色鉛筆画家のARIAさんは、普段は会社員をしており、休日を中心に立体画を手掛けている。画家歴は5年で、今までに50の立体画を完成させたが、1作品が完成するまで約10日間トータル12時間かかるそうだ。
今回のポテチ立体画は、とくに時間がかかった作品で、完成までに15時間を要した。
しらべぇ編集部の取材に対して、「ポテチのパッケージのクシャクシャ感を出すことが大変だった。また、最後に影を付けたらより立体的に見えたので、これはイケると思った。描いている最中も常に試行錯誤」と語った。
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■遠近法活用
まず、ポテチの実物を角度を変えて50枚程度撮影。そのうちの1枚をアイスキャナーというアプリを使って長く引き伸ばす。それをもとに構図を計算しながら色鉛筆画で描いていき、最後は遠近法を使って立体的に見せるそうだ。