茂木健一郎氏、相次ぐ政治アカウントの騒動に「受け取り側の問題」「教育の失敗」
相次ぐ政治アカウントの訴訟騒動に言及した脳科学者の茂木健一郎氏。問題は受け手側にあり、その背景には教育の失敗もあると…。
脳科学者の茂木健一郎氏が、13日に自身のツイッターを連続更新。ツイッター上で相次ぐ政治アカウントの騒動に絡め、「結局は日本の教育の失敗だと思う」などと教育の重要性を語った。
■相次ぐ政治アカウントの騒動を受け…
毎朝投稿している連続ツイートの2621回目となったこの日、茂木氏は「そんなことで影響を受けてしまう単純な有権者の群れとそれを生み出す日本の教育の失敗」をテーマに。
まずは「ある政党がお金を出していたらしいアカウントのことが話題になり、昨日は別のアカウントの中の方が話題になっていた」とコメント。デマ拡散や名誉毀損などで訴えられる政治アカウントが相次ぎ、ネット上で騒動となっていることに触れる。
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■問題は受け手側と持論
茂木氏はこれに関して「どちらも興味深いことだし、事象として報じる意味はあると思う」としながらも、「何かを発信しているという事象自体にそれほど強い興味がない」「受け取り側の問題だと感じるからである」と受け手側の問題を指摘。
自身は左右問わず政治的意見を発するユーザーをリスト登録しているが、「世の中にはそのようなお考えの方がいらっしゃるのかと思うだけで、それで自分の世界観とか価値観が直接変わったり、投票行動を変えたりすることはない」と影響を受けることはないと明かす。