細木数子さん訃報で話題の占い番組の人気と是非 単純規制には弊害も
占い番組はなぜ人気なのか。占い番組は規制されるべきか。規制はなぜ批判されるのか。
8日に報じられた細木数子さんの訃報から、昨今、にわかに占い番組に対する話題や議論が活発化している。占いと社会とメディアの関係について、深く複眼的に考えたい。
■細木さんの人気
細木さんの破天荒な生きざまは、死後において話題になるほどの豪傑っぷりだったのだろう。また、細木さんの占い番組も、今、思い返せば驚くほど自由に占い師として番組を展開していた。
これからどのような時代になるかを語っていた番組もあり、占い好きだけでなく、科学や論理を駆使する職業の人なども、逆にひかれるエンタメだろう。
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■批判される占い番組
占い番組は現在も人気であり、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)という本格的な占いバラエティ番組が久方ぶりに、毎週放送されている。
昔は上岡龍太郎、今は有吉弘行と、占いを批判する芸人の伝統も健在。占い好きと芸人ファンの争いがずっと続いているようなものだろう。占い番組や占い師タレントへの嫌悪は根強いものだ。