南アへの新婚旅行中に渡航規制が決定した夫婦 帰国には10日隔離が必要に
変異株による渡航制限で新婚旅行代は露と消え、ホテルでの隔離費用が新婚夫婦に重くのしかかった。
大金を投じて夢のケープタウンへ新婚旅行に出発した夫婦。ところが旅先がコロナウィルスの変異株感染拡大地域であったため、到着後すぐにトンボ帰りしなくてはならなくなったという。『The Sun』など海外メディアが報じている。
■親族訪問と新婚旅行
イギリス在住の医師のキャットさん(29)と警察官のグラントさん(34)は結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦だ。
世界的な新型コロナウィルスの感染拡大のため、南アフリカに暮らすグラントさんの家族はイギリスでの式に参列することができなかった。
そのため、グラントさんの家族に会いに、そして7,000ポンド(約100万円)を投じた豪華なハネムーンを満喫するために、二人は結婚後ケープタウンへと飛び立った。
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■渡航制限の強化
ケープタウンに到着後、携帯電話の電源を入れると膨大な数のメッセージが届いていた。たった今到着した南アフリカの地からイギリスへの入国に、渡航制限が始まることを知った家族や友人が心配して連絡をくれていたのだ。
慌てた夫婦は、到着後すぐに空港の国際線チケット売り場まで走った。しかしそこで告げられたのは「既にフライトは無い」「どんなに早くても12月3日の便」という非情な宣告だった。