『温燗』正しくはなんと読む? じつは7割以上もの人が誤読していた…
日本酒の飲み方の一つ「温燗」。じつは誤読している人は多いようで…。
日本酒は、「冷酒」「冷や」「燗(かん)」と、飲む際の温度によって異なる呼び方が存在する。そんな日本酒の飲み方を指す言葉の中には、多くの人が誤読しているものがあるようだ。
■「温燗」正しく読める?
しらべぇ編集部では、全国10〜60代の男女384名を対象に「温燗」の読み方について意識調査を実施した。
その結果、全体の70.5%が「あつかん」、29.5%が「ぬるかん」と読んでいると回答。「燗」とは、日本酒を30度~60度に温めたもので、「温燗」とは約40度ほどに温められたものを指す。
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■正しい読み方は…
なお、「温燗」の正しい読み方は「ぬるかん」。なんと、7割以上の人が誤った読み方・呼び方をしていたことになる。ちなみに、誤読されていた「あつかん」を漢字で書くと「熱燗」だ。
「熱燗」は約50℃前後に温めた日本酒のことを指す。「温」と「熱」のどちらの漢字も、熱さを意味する漢字となっているため、勘違いしてしまう人が多かいのかもしれない。