和田アキ子、米国の北京五輪「外交的ボイコット」を疑問視 米中関係にも持論
和田アキ子が、北京五輪に対するアメリカの外交的ボイコットや米中関係についてコメントした。
11日放送の『ゴットアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で和田アキ子が、アメリカが北京オリンピックの「外交的ボイコット」を実施する意向を示したことを疑問視した。
■北京五輪に和田が持論
今年の残り時間が「500時間になった」というメールから、東京オリンピックの話題になった和田は、「東京オリンピックで思い出したけど、北京大丈夫? ねえ? なんか今、外交、いかないとかアメリカが言ってるけど」とつぶやく。
アシスタントの垣花正が「なんかすっかり外交的ボイコットって言葉を覚えましたね」と語ると、「外交的ボイコットって、そもそも必要なのかなっていう。どっちにしても、がんばるのは選手やからね、外交の問題ではないような気がするけどね」と感想を述べた。
関連記事:デーブ、中国テニス選手と通話したIOCに皮肉 「バッハ会長以外だったら信用した」
■世界情勢を不安視
垣花は「なんか前提として過去にやっぱり外交的にトラブったときに、ボイコットをしたことがありましたよね」振り返る。
そして、「モスクワでやったときはアメリカも日本も行かなかったりとか、ロシアと中国がボイコットしたこともありましたけど。そこまではないけど、そういったことを匂わせる牽制球ということですよね」分析。
話を聞いた和田は「今、アメリカも中国もロシアも、一触即発のような気がするじゃない、なんとなくニュースを見ると、ちょっと怖いよね。昨日のニュースで、中国で3歳のときに誘拐されて男の子が15年ぶりに解放されたとかっていう。『え、まだそんなのあるんだ』って」と語っていた。
関連記事:和田アキ子、昭和と現代の金銭感覚の違いを語る 垣花正が驚く場面も
■平和ボケを危惧する人も
外交的ボイコットの是非については賛否両論だが、和田がアメリカと中国の緊張状態を危険視したことには、多くの人が理解しているようだった。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女2,163名を対象に実施した調査では、親が戦争世代で、戦後の復興期を経験した60代は79.9%が「日本人は平和ボケをしていると思う」と回答。現状に危機感を募らせる人もいる。
和田が危惧する北京オリンピック。年明け以降、アメリカの外交的ボイコットに対する日本の態度や参加の是非などが、議論を呼びそうだ。
・合わせて読みたい→和田アキ子、東京五輪の安全性を疑問視 「誰かに感染していたら恐ろしい」
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)